応急管理省、国家林業草原局、中国気象局は1日午後6時、清明節前後の2日~8日、北京北部、天津北部、四川省南部など5省・市に対し、森林火災では5段階で最高の「赤色警報」を発令した。林や牧場などで火の使用が厳禁となる。光明網が2日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)
同省などによると、発令地では気温が例年より高い上、降水量が少なく、しばしば強風も発生。森林火災の危険性が極度に高まっている。中国で森林火災の「赤色警報」が発令されるのは2016年3月以来3年ぶりとなる。
中国では春に入り、各地で山火事が発生。四川省涼山州木里県で3月31日、森林火災で消火活動中の森林消防隊員と地元幹部計30人が死亡した。
香港メディア東網によると、1日には陝西省商洛市で山火事が発生。消防隊員ら延べ300人が消火にあたったが、2日未明の時点でまだ鎮火していない。また、けが人の情報はない。
現地当局によると、火の勢いは強く、濃い煙が立ち上っている。1日夜から風が吹き始め、火の勢いが増した。当局はいったん消防隊員らを撤収させたが、2日未明に再出動させたという。
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