中国のイスラエル投資、米が禁止要望 中国外務省が反発

2019年1月22日以 米国がイスラエルに、情報面での安全を理由にハイファ港への中国の投資を禁じるよう求めいることについて、中国外務省の華春瑩報道官は21日、定例記者会見で、中国の正常なビジネスに対する侮辱であり圧迫だとして強く反発した。香港メディアの東網が同日伝えた。(写真は米公共放送ボイス・オブ・アメリカのキャプチャー)

 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版によると、中国の通信設備・端末メーカーの華為技術(華為、ファーウェイ)が2016年、4200万米ドルの巨費を投じ、イスラエルのクラウドデータベース・セキュティ会社、HexaTierを買収。また、国有企業系の港湾会社、上海国際港務集団が15年、ハイファ港への投資を許可された。同港は、米第6艦隊がしばしば寄港している。 上海国際港務集団は21年から、期間25年でハイファ港の租借を始める予定。米国防総省は憂慮しており、イスラエルに投資許可の審査のやり直しを求めている。

 米エネルギー省のブルイエット次官が先にイスラエルに対し「米国との情報共有を守るため、外国投資に対する審査を行うべきだ。われわれが中国の活動、特に某社の活動を懸念していることを知らせたい」と述べ、同港への投資許可の見直しを求めた。

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