国際人権NGOアムネスティ・インターナショナルによると、6月9、10の両日、約3000人が参加。17日にはさらに数千人が加わった。これまでに約150人が拘束され、一部は警察官に殴られたという。
デモのきっかけは、ベトナムの国会がこのほど、国内3カ所の経済特別区について、外国投資家への99年間の用地リースを認める法案を可決したのがきっかけ。また、警察にインターネット上の言論監視を認める法案を可決したことへの反発も、デモの原因となっている。
ホーチミン社会科学・人文科学大のチュン・グエン教授は「政府と立法機関に対する不信が、抗議活動の深い原因だ」と話している。
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