防衛大綱に「冷戦思考」と中国反発 日本に抗議

 2018年12月19日防18日閣議決定した防衛計画の大綱(防衛大綱)と中期防衛力整備計画(中期防)について、中国外務省の華春瑩報道官は同日、定例記者会見で「冷戦思考だ」などと述べて反発し、日本に抗議したことを明らかにした。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が19日伝えた。(写真はVOAのキャプチャー)

 防衛大綱と中期防は、中国がとりわけ海上と空中で急速に軍事力の強化を続けているとして懸念を示した。華報道官は「中国の正常な国防建設と軍事活動にあれこれ言い、間違った批判を行い、中国脅威論をあおっている。冷戦思考が色濃い」などと批判した。

 防衛大綱と中期防によると、日本は今後5年内に護衛艦「いずも」型を改良し航空母艦の役割を担わせ、米国製の最新鋭戦闘機「F35B」ステルス戦闘機を配置する。また、陸上発着型の「F35A」105機も購入する。
 華報道官は「日本が専守防衛の約束を守り、軍事と安全保障では慎重に行動するよう求める」と述べた。

★参考情報★
ーーーーーーーーーーー

タイトルとURLをコピーしました