米広州総領事館の音響攻撃 外交官訪ねた母親も被害 脳に損傷

2018年11月22日音 広東省広州市駐在の米総領事館が音響攻撃を受けている事件で、外交官数人のほか家族にも被害者が出ている模様だ。元米空軍兵士の女性がこのほど、総領事館で通商担当の外交官として勤務する娘を尋ねた際、頭痛やめまいに襲われたことを米メディアに明らかにした。香港メディアの東網が21日伝えた。

 元兵士はローラ・ヒューズさん。娘の外交官のキャサリン・ワーナーさんが体調不良を訴えたため、急きょ広州を尋ね数日間一緒に過ごした。その際、寝室やリビングで鋭い高音と低いパルス音が聞こえた。ヒューズさんは「しびれと疲労感を覚え、吐き気がした」と述べた。その後、脳が損傷しているとの診断を受けた。

 ヒューズさんは「外交官が攻撃を受けている疑いに対し、国務省は報復すべきだ」と話している。米政府関係者は、音声攻撃に電磁兵器で報復するよう呼びかけている。

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