2018年6月7日音 米ニューヨーク・タイムズは6日、米政府筋の話として、中国広東省広州市の米総領事館の職員2人が奇妙な音を聞いた後に発病し移送されたと報じた。同総領事館の職員と家族は国務省が派遣した医療チームの検査を受けており、さらに多くの職員が移送される見通しだという。米公共放ボイス・オブ・アメリカ中国語版が同日伝えた。(写真は東網が伝えた)

 同総領事館では5月にも、職員1人が「ぼんやりとした異常な音と圧迫を感じた」と証言。米国で検査を受けた結果、軽度外傷性脳損傷と診断された。国務省が訪中する米市民に注意を呼びかけた。

 類似の事件は2016年にキューバの米大使館でも発生。職員と家族24人が、奇妙な音を聞いた後、頭痛や吐き気、聴力の障害を訴えた。「音響攻撃」は、キューバと米国の関係を悪化させた。

 同紙によると、広州総領事館の職員が異常を訴えたことで、米政府は中国やロシアでも類似の事件が起きる可能性があるとして警戒している。ただ、具体的な原因は分かっていない。