低品質ワクチン問題で父母ら抗議=販売の25万本もう使用-山東 健康 2018.07.25 深セン証取上場の大手製薬会社、長春長生生物科技(吉林省長春市)が狂犬病ワクチンのデータを改ざんしたり、品質基準に達しないジフテリア・百日咳・破傷風の三種混合ワクチンを生産していた事件で、山東省臨シ(さんずいに輜のつくり)市の政府庁舎前で24日、子どもの父母らが抗議行動を行った。香港メディアの東網が伝えた。(写真は東網のキャプチャー) 長生生物科技は、低品質の三種混合ワクチン25万本を山東省に販売したが、問題発覚時には186本しか残っておらず、既に使われたとみられる。同市疾病対策予防センターは24日、市内では問題の三種混合ワクチン1万5000本が売られ、既に1万4000本が使われたと発表した。 山東省規律検査委員会などは24日、専従班を組織。ワクチンが省内で販売、使われる過程で規則違反がなかったか調査を始めたことを明らかにした。 ★参考情報★ ーーーーーーーーー ●低質ワクチン事件、習主席が自ら処罰指示 製薬会社トップ連行 「造られたパニック」の見方も ●低品質の三種混合ワクチン販売 吉林大手の不正また発覚 25万本出回る ●狂犬病ワクチン大手がデータ偽造=GMP認証を取り消し