台湾海巡署は10月1日、南シナ海の東沙島東方約27カイリの制限水域で、中国籍漁船「粤恵東漁75066」と「金鯊」の2隻が投錨して操業しているのを確認した。海巡艦「雲林艦」が警告したところ、1隻は退去したが、金鯊は応じなかったため、上空に約30秒放水した後、操舵室方向に約90秒放水して退去を促した。
金鯊は航行中に動力を失ったため、雲林艦が乗組員の安全を確認し、要請に応じて35人分の食料を提供した。台湾側は同船を制限水域外までえい航し、10月2日朝、中国籍作業船に引き渡した。中国国務院台湾事務弁公室は10月2日、台湾側に対し、中国船舶や船員を危険な方法で乱暴に扱わないよう求め、重大な結果が生じた場合の責任は台湾側にあると表明した。
