中国、EU産パラニトロトルエンの反ダンピング調査を開始

中国商務部は10月3日、欧州連合(EU)を原産地とする輸入パラニトロトルエン(4―ニトロトルエン)について、反ダンピング調査を開始した。調査は国内企業の申請を受けたもので、江蘇淮河化工有限公司と湖北東方化工有限公司が9月14日に中国の同産業を代表して申請した。商務部は、中国の反ダンピング条例に基づき、申請資格や国内産業への影響などを審査した結果、立件条件を満たすと判断した。

調査対象はEU産の同製品で、ダンピング調査期間は2025年7月1日から2026年6月30日、産業損害調査期間は2022年1月1日から2026年6月30日。利害関係者は公告から20日以内に参加登録や意見提出ができる。商務部によると、申請側の初期証拠では、2022~2025年にEUからの輸入量が高水準で推移し、価格が累計で約60%下落したとされる。調査は通常2027年10月3日までに終了し、特別な場合は6カ月延長できる。現時点で最終的な反ダンピング関税などは決定されていない。

出典

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