中国内モンゴル自治区アルシャー盟アルシャー左旗(阿拉善左旗)の車両試験場で9月7日午後7時ごろ、上り坂で試験中だったトラックが制動できなくなって後退し、後方を走っていたデータ収集用のワゴン車に衝突した。7日午後11時ごろまでに、ワゴン車に乗っていた5人全員の死亡が確認された。
地元当局は事故後、遺族対応などの事後処理を開始した。9日までに、死亡した5人の氏名や所属、トラックとワゴン車の運転者の状況は公表されていない。事故を起こした車両のメーカー、試験を実施していた企業、試験場の名称も明らかになっていない。
上り坂試験中に制動できず後退
新華社がアルシャー左旗の関係当局への取材として伝えたところによると、トラックは試験場内で上り坂を走行する試験を行っていた。試験中に制動制御を失い、坂を後退して、後続のワゴン車と衝突した。
ワゴン車はトラックの走行に伴うデータを収集するため、後方を走っていた。
現時点の発表では、トラックがどの程度の距離を後退したのか、衝突時の速度、ワゴン車との車間距離、現場に安全柵や緊急退避場所が設けられていたかは明らかになっていない。「制動できなくなった」とされる具体的な原因についても、車両の機械的な不具合だったのか、試験時の操作や安全管理に問題があったのかは確定していない。
車両メーカーや試験場名は未公表
香港の東網と香港中通社、シンガポールの聯合早報も事故を報じたが、いずれも地元当局から情報を得た新華社の報道を基にしており、死者数や事故経過に違いはない。台湾主要メディアや欧米主要メディアによる独自報道は、9日までに確認できなかった。
公表された情報は、発生時刻、事故の概要、死者数、事後処理と原因調査の開始に限られている。負傷者の有無、試験場内にいたほかの作業員や車両への被害、警察や応急管理当局による調査体制についても発表されていない。
聯合早報と香港中通社は、同じアルシャー盟のエジナ旗で6月14日午前4時ごろ、ピックアップトラックが道路脇に停車していた散水車に追突し、ピックアップトラックの6人が死亡する事故が起きていたことも伝えた。今回の試験場事故との直接的な関係はない。
事故の詳しい原因について、地元当局が引き続き調査している。試験を実施していた企業や車両の所属、事故時の試験手順、安全対策の状況が今後公表されるかが焦点となる。
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出典
- 内蒙古阿拉善左旗两车相撞 造成5人死亡
- 5 dead in north China car accident
- 货车上斜测试熘后撞商务车酿5人死亡
- 內蒙古阿拉善左旗兩車相撞 致5人死亡
- 内蒙古阿拉善左旗两车相撞致五人死亡
