韓国メディアによると、台湾の萬海航運が中国の造船所にコンテナ船を発注した。MSC、CMA CGM、マースクなどの海運会社も中国の造船会社に新造船を発注しており、日中間の緊張とは別に、外国海運会社による中国造船所の利用が広がっている。
英国のClarkson Researchによれば、中国造船所は今年上半期、世界の新造コンテナ船注文の80%超を獲得した。中国の造船業がコンテナ船分野で受注を拡大し、台湾や欧州などの海運会社にとって主要な発注先となっていることを示している。
受注増加の要因として、韓国造船所では液化天然ガス(LNG)船の受注により、短期的に生産能力が埋まっていることが挙げられている。その結果、中国側の納期の早さが発注先を選ぶ際の要因となっている。また、中国造船所における二元燃料船の技術向上も、受注増加を支える要素とされている。
中国造船業の受注拡大は、台湾を含む外国海運会社の発注先や、国際的な船舶供給網に影響する。中国での造船能力や納期、二元燃料船の技術が、外国企業の船隊整備や事業活動に関わる動向となっている。
