中国福建省廈門市湖里区で、害虫駆除会社の廈門緑林森環境科技有限公司が、複数の連鎖飲食店で高毒性の有機リン系農薬「敵敵畏」を使用し、食器やテーブルなどに直接散布していたと報じられた。飲食店の床面に残った液体を記者が採取して検査したところ、複数店舗で敵敵畏が検出された。
同社は「緑茶」「先啟半歩顛」「池奈」など数十の連鎖飲食店で、敵敵畏を長期にわたって使用していたとされる。作業時には食器や食材を覆っていなかった疑いがあり、作業後に飲食店側へ清掃を通知していなかったという。従業員が敵敵畏の原液をラベルを剥がしたペットボトルに移していたとも報じられている。
湖里区当局は関係企業への調査に着手し、同社が保有していた除虫用品や薬品を検査、押収した。また、湖里区内にある同社の営業場所を閉鎖し、調査を続けている。資料では、飲食店利用者に健康被害が出たかどうかは示されていない。
