8月22日、中国河北省張家口市康保県で、収買業者が出荷前の白菜にホルムアルデヒド溶液を付着させ、輸送中の鮮度保持を図っていたとする動画が公開された。康保県政府は同日、動画で示された内容が事実であると初期確認したと発表した。公安当局は関係者と車両に強制措置を取り、問題の白菜による人的被害の有無や規模は、資料では明らかにされていない。
動画では、白菜を車両に積み込む前にホルムアルデヒド溶液を使用していたとされる。康保県政府は、収買業者による装車・輸送過程での違法行為だと説明し、関係部門は問題の白菜の流通先を緊急に追跡している。ホルムアルデヒドは食品用の加工助剤として使用できないと報じられている。
中国国務院食品安全委員会弁公室、農業農村部、市場監督管理総局は、事案を厳しく迅速に処理するよう地方に指導した。関係地域では白菜の流通経路を追跡するとともに、白菜など腐敗しやすい野菜を対象とした特別検査と市場調査を各地で実施する。資料によっては、公安当局が関係者や車両に取った措置を「強制措置」と表現している。
今回の問題は、中国国内の食品に化学物質を使用した疑いとして公衆衛生上の重要性がある。問題の白菜が日本へ流通したとは確認されておらず、在中邦人や日系企業に関係する具体的な影響も資料では示されていない。
