2026年8月18日付の報道で、中国国家気候センターは、赤道中東太平洋の海面水温が上昇を続け、2026年11~12月ごろに観測史上最強となるスーパーエルニーニョが形成される可能性が高いと予測した。これに伴い、2027年春夏には中国の長江流域で降水量が異常に増え、洪水や山洪、地質災害のリスクが高まる可能性がある。
赤道中東太平洋の海面水温は上昇傾向にあり、2026年8月上半月のニーニョ3.4海域の海温指数は摂氏2.64度だった。ただし、3カ月移動平均はこの時点で、超強エルニーニョの基準には達していない。予測では、3カ月移動平均のピークが摂氏2.5度を超える可能性が高く、記録上最も強い水準となる見通しである。
中国ではすでに関連する天候の特徴が現れているとされる。中国気象当局に関する報道は、2027年夏に長江流域の降水量が異常に増える可能性を指摘し、洪水、山洪、地質災害への警戒を促している。また、南海の海水温上昇により、サンゴ礁の死亡や白化のリスクが高まる可能性にも言及している。
中国の洪水や土砂災害などの自然災害リスクに関する予測であり、中国在住者や日本企業にとって、現地活動に加え、物流やサプライチェーンへの影響を確認する材料となる。
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(2026年8月19日)
