深センで大雨赤色警報を発令 全市休校や空港400便超遅延など甚大な影響

Busy urban street with many vehicles including buses and vans, next to a muddy river and a concrete flood barrier on a rainy day (illustration).

深セン市に最高レベルの大雨赤色警報を発令

広東省深セン市において18日、大雨の発生に伴い最高レベルとなる「赤色警報」が発令された。これを受けて深セン市当局は、全市を対象とした豪雨緊急防御態勢を発動し、災害への備えを本格化させている。中国メディアの大象新聞などが報じたところによると、同市内では急激な降雨により各所で深刻な状況がもたらされている。

3時間で大豪雨レベルの降水量を記録し小中学校など終日休校

今回の豪雨において、特に激しい降雨が観測されたのは深セン市内の羅湖区、福田区、塩田区、龍崗区などの地域である。これらの区域では、わずか3時間の間に記録された降水量が「大豪雨レベル」にまで達した。さらに、気象当局の予測では今後も引き続き40ミリから70ミリの降雨が見込まれている。

この深刻な気象状況および今後の降雨予測を考慮し、安全確保を最優先とする措置が講じられた。深セン全市にあるすべての小中学校、幼稚園、そして保育施設に対して、18日は終日休校とする決定が下され、実施された。

市内各地で道路冠水が相次ぎSNSにも投稿が多数

大雨の影響は市内の陸上交通や市民の生活環境に直ちに現れた。深セン市内では各地の主要道路や通りが広範囲にわたって冠水する事態となった。冠水した道路の様子や、水に浸かった街並みを捉えた写真、動画などの視覚的情報が、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上に相次いで投稿され、被害の様相がリアルタイムで拡散される事態となった。

深セン宝安国際空港で400便超が遅延し目的地変更も発生

空の便にも重大な乱れが生じている。深セン宝安国際空港では、18日の午前11時30分を迎えた段階で、すでに25便の航空機が天候悪化を理由に他の空港へと目的地を変更せざるを得ない状況となった。同空港における遅延便数は同午前中の時点で400便を超える規模に達した。

具体的な事例としては、深センを出発してシンガポールへと向かう予定であった便において、6時間以上におよぶ大幅な遅延が記録されている。これにより、空港を利用する多くの乗客がターミナル内などで長時間の待機を余儀なくされることとなった。空港側は同日午後から順次、航空機の運航を再開させる対応をとったものの、各航空会社は今後の天候の推移次第で、さらなる遅延や欠航が発生する可能性が残されているとの見解を示している。

香港西九龍駅発着の高速鉄道が運休し珠江河口周辺では引き続き警戒

影響は航空網に留まらず、鉄道の輸送体制にも及んでいる。今回の豪雨被害および線路状況の影響により、香港西九龍駅を発着する高速鉄道列車の一部について、運休とする措置がとられた。

広東省気象台による最新の気象予測によれば、珠江の河口周辺地域においては、今後も引き続き激しい豪雨が継続する見込みである。これを受けて関係当局は、市街地における都市型洪水の発生や、山の斜面崩れ、さらには土石流といった二次災害の危険性が高まっているとして、周辺住民や関係者に対して最大級の警戒を呼びかけている。

出典 深センで大雨赤色警報 全市休校、空港で400便超遅延 深圳暴雨紅色預警生效全市停課多地水浸 機場航班大規模延誤 深圳發布紅色暴雨警告 深圳市宣布停課家長冒雨接仔 多航班延誤 深圳暴雨引發交通混亂 機場航班大面積延誤

関連記事

タイトルとURLをコピーしました