
事件の発端と凄惨な中毒症状
2025年12月17日、浙江省台州市天台県にて、楊某(女)と夫の陳某波が「食中毒」の症状で病院へ救急搬送された。夫婦は全身出血、口内の血泡、呼吸不全、血尿といった凄惨な症状に見舞われ、集中治療室(ICU)での過酷な治療を余儀なくされた。台州市天台県病院の診断の結果、致死性の高い「殺鼠剤中毒」による凝血機能障害と確認された。
楊被告は搬送後、メディアや警察に対し「自宅に殺鼠剤は置いておらず、原因はネット通販で購入したミニ白菜(娃娃菜)以外に考えられない」と主張した。夫婦は約8斤(約4kg)の白菜を水洗いして調理した翌日に倒れたと説明し、治療費が30万人民元に達したとする窮状を強く訴えていた。
無実の商店が被った甚大な被害
夫婦の告発を受けた大手ECプラットフォームは、即座に当該店舗「森逸軒花卉園芸」の商品を販売停止とした。この事件は食品安全上の大問題として世間の注目を集め、ネット上では商店に対する激しい非難が殺到した。商店側は一貫して倉庫や食品への毒物混入を否定していたが、2026年1月25日には登録を抹消し、廃業に追い込まれる事態となった。
初期の警察調査では、白菜を包んでいた古新聞から殺鼠剤成分が検出されたため、包装過程での事故も疑われていた。しかし、殺鼠剤の具体的な混入源が特定できないまま、事件の不自然な点から警察の専案組(特別捜査班)による慎重な捜査が続けられた。
警察の捜査で判明した「自作自演」の真相
2026年2月3日、天台県当局および現地メディアは、事件の驚くべき真相を公表した。警察のさらなる捜査により、中毒の原因は夫婦による「自作自演」であったことが断定された。
夫婦は共謀の上、プラットフォームや商店から巨額の賠償金をだまし取ることを目的に、自ら殺鼠剤を摂取していた。夫の陳が毒を混入させる実行犯となり、妻の楊も当初からこれを承知の上で中毒を装い、甚大な被害を盾に巨額の金銭要求を企てていたことが判明した。警察関係者は「金銭を得るために自らに毒を盛り、無実の商店を破滅させた前代未聞の犯行」と指摘している。現在、楊某と夫の陳某波は恐喝未遂の疑いで刑事拘留されており、法に基づいた厳正な捜査が進められている。
[出典]
- 吃網購娃娃菜中毒 夫妻全身出血險死「案情大逆轉」!竟是尪下藥周刊王CTWANT
- 夫妻食網購菜中毒「全身出血」 揭自導自演圖騙賠償 | on.cc東網
- 驚人反轉!浙江夫妻食網購娃娃菜老鼠藥中毒 警揭兩人合謀已刑拘 | 香港01
[関連情報]
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