アモイ市の工事現場騒動の真相は?中台間に波紋、中国当局は完全否定

アモイ市の工事現場で抗議動画が拡散、背景に「外出禁止」の疑い

2026年1月、福建省アモイ市の「中建一局高性能リチウム電池基地建設プロジェクト」の現場で、作業員たちがフェンス越しに「外へ飯を食いに行かせろ」と叫び、激しくフェンスを揺らす動画が拡散された。現場には警察も出動する事態となり、ネット上では「作業員の自由を奪い、高くてまずい食堂の利用を強制している」といった批判の声が上がった。

中国ネットユーザーから台湾へ「絶対に統一しないで」と異例の呼びかけ

この騒動は、SNSを通じて台湾側にも波紋を広げた。動画を見た大陸のネットユーザーからは、台湾の人々に対し「ここは人間煉獄だ」「表面は華やかだが一言では言い表せないほど苦しい」といった悲痛な声が寄せられた。さらに、「あなたたちの浄土を守ってほしい」「統一されれば我々と同じ苦しみを味わうことになる」と、自国の現状を憂い、台湾の現状維持を願う異例のメッセージが相次いだ。

アモイ当局が声明を発表、「安全管理上の誤解」と不実情報を否定

事態を受け、アモイ市住建局や地元警察は調査結果を公表した。当局によると、「自由の制限」や「食堂利用の強制」は事実ではなく、騒動は管理上の「誤解」によるものだとしている。正規の出入り口が遠かったため、作業員たちが壁を乗り越えて外に出ようとしたことが発端であり、事故防止のために特定の場所を封鎖していたことは正当な安全管理であると説明した。


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