中国上海の金融街・陸家嘴の超高層ビル、上海環球金融中心(高さ492メートル、通称「栓抜きビル」)で無人機(ドローン)が衝突・墜落する事故が発生した。8月23日夜、2機の無人機が高さ400メートル超の開口部部分で衝突し、機体は墜落。けが人の情報はない。うち1機は翼軸が96階屋上の防水層に突き刺さり、床面が破損した。映像がネット上で拡散され事件は一時、トレンド入りする騒ぎとなった。香港メディアの星島日報などが伝えた。

ビルの管理責任者は、墜落した無人機2機を屋上で確認し、直ちに警察へ通報したと述べた。幸い人的被害はなかったが、防水構造が損傷した。上海メディアによれば、操縦者2人は高度120メートルを超えて飛行させ、中国の「無人航空器飛行管理暫行条例」に違反したため、行政処罰を受けた。上海市の規定では、無人機の飛行にはアプリ「随申弁」を通じた事前申請が必要で、上限高度は120メートルとされる。陸家嘴中心部の小陸家嘴地区は現在「強化警示区」に指定されているが、禁飛区ではない。
上海環球金融中心は最上部に開口部を持つ独特の構造が違法飛行の温床となっている。2016年に最初の墜落事故が記録されて以降、今回で95件目となり、特に近3年に集中している。2023年は35件、2024年は19件、2025年も8カ月で17件に達した。
ビルの管理者は「事後的な処分だけでは抑止効果が限られる」と指摘し、中心ビジネス街の高層建築を飛行禁止区に指定することや、無人機に電子フェンスや障害物回避システムの搭載を義務化する必要があると強調した。
今回の一件は、急速に普及する無人機の安全管理の難しさを改めて浮き彫りにした。都市の中心部での違法飛行が繰り返される中、法規制と監督の徹底が強く求められている。

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