中国メディアの証券時報によると、インフルエンサー、辛巴さんが創設した生理用品ブランド「棉密碼」に発がん性が指摘される化学物質が含まれていることが複数の検査報告で分かった。辛巴さんが率いる広東辛選控股(広東省広州市)は「発がんの問題は存在しない」と反論した。

新京報によると、消費者が独自に検査を依頼した結果、2019年9月から2025年1月にかけて販売された棉密碼の複数のシリーズ製品から毒性のあるチオ尿素が高濃度で検出された。生理用ナプキンの一部から、1グラム当たり1万6653マイクログラム超が検出された。チオ尿素は国際がん研究機関(IARC)が「3類発がん物質」に分類しており、長期間接触すると甲状腺障害や生殖毒性のリスクがあるとされる。
香港メディアの東網によれば、長期利用者の証言は、がん発症が112件、うち子宮頸がんや子宮がんが10件、流産が35件に上ったと主張。さらに数百人規模で、かゆみや皮膚炎、甲状腺機能異常などの症状が確認されたという。妊娠前に「棉密碼」を使用していた10人が、妊娠後に流産や新生児の甲状腺障害に直面したとも証言している。
辛選は、広東省スワトー市の監督部門が実施した抜き取り検査で国家基準に適合し、チオ尿素は検出されなかったと説明した。5月13日に行われた検査報告でも、複数のサンプルが基準を満たし、チオ尿素は検出されなかったという。他の製品についても同様に基準に適合し、チオ尿素は含まれてなかった。
棉密碼ブランドは2017年に発足。辛巴(本名・辛有志)さんはライブコマースの著名な配信者で、ブランド創設者でもある。製品は茶ポリフェノール入りの吸収体を使用し、抗酸化効果をうたうシリーズや、桜花シリーズなどを展開している。
辛巴旗下“棉密码”卫生巾被指检出硫脲,辛选回应:不存在致癌问题
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