浙江省などで台風13号の残余循環による豪雨、浸水や河川決壊

台風13号「ドルフィン」は9日、浙江省玉環市と楽清市に上陸し、浙江、福建、江西、湖北などを通過した。残余循環の影響で中国各地に極端な豪雨と浸水が発生し、浙江省宜興、長興では土砂災害、河南省周口、平頂山、許昌などでは河川の決壊による村落や農地の浸水が起きた。

浙江省長興では12時間に430ミリ、湖州市織里では1時間に232.4ミリの雨量を観測した。浙江、上海、江蘇、湖北、河南、河北の計14か所の国家級気象観測所で、観測史上の降雨量極値を更新した。浙江省では1949年以降の台風による降雨量として最大となる215ミリを記録した。

豪雨による内水氾濫は浙江省、上海市、福建省、江西省、湖北省、河南省のほか、吉林省東部や黒龍江省東部などにも広がった。国家防災減災救災委員会は14日、国家4級救災応急対応を開始した。河川決壊や浸水、土砂災害により、地域住民の安全に加え、移動や農業などの活動にも影響が及んでいる。

中国各地で大規模な浸水、土砂災害、河川決壊が発生しているため、現地の日本人や日系企業にとっても、滞在先の安全確認、移動、事業活動への影響を確認する必要がある。

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