前中国国務院総理の朱鎔基氏が病気のため治療の効果なく、2026年8月12日に北京で死去した。98歳だった。朱氏は1998年から2003年まで総理を務め、市場経済の深化や世界貿易体制への統合を主導した。
死去を受け、米国駐中国大使のデービッド・パーデュー氏は14日、Xに中国語と英語で哀悼の意を表明した。日本の高市早苗首相も13日、中国側へ弔電を送った。朱氏の死去後、中国の人々の間では、生前の発言や改革を振り返り、当時のより開放的で希望に満ちた時代を回顧する投稿が広がったとされる。
湖南省長沙市にある朱氏の祖居「恬園」には、中国の民衆が自発的に訪れて花を手向けた。現場では管理人員が花束を受け取り、祖屋前に置いていた。一方、中国の各種SNSでは朱氏を悼む投稿や写真が審査・制限されたとの報告があり、氏名や弔聯を含む内容を送信できない、または表示が制限されたケースも伝えられている。
