深セン浜海大道で路面陥没 片側5車線を閉鎖、鉄道工事との関連を調査

深セン市の主要幹線道路「浜海大道」で8月4日午前9時ごろ、路面陥没が発生し、片側5車線が全面通行止めとなった。人的・物的被害は確認されていないものの、現場周辺では5キロを超える渋滞が発生し、市内交通に大きな影響が及んだ。当局は地盤沈下の原因を調査しており、周辺で進む鉄道建設工事との関連も注目されている。

深セン浜海大道で路面陥没 片側5車線を全面閉鎖

事故は浜海大道西行きの沙河インターチェンジ付近で発生した。路面には約2車線分、10平方メートルを超える陥没穴が生じ、最も右側の第1、第2車線が崩落した。

当初は側道のみ通行可能だったが、夕方の交通量増加に伴って渋滞は5キロ以上に拡大した。通常約30分の福田区から南山区までの移動時間は2倍以上となり、午後5時18分には側道も閉鎖され、現場周辺は全面通行止めとなった。

施工会社は陥没部分へのグラウト注入による埋め戻し作業を開始し、夜通し復旧工事を実施した。事故発生から14時間以上経過した同日午後11時時点でも、現場では補修作業が続き、5日朝も交通規制が継続された。

鉄道工事との関連は調査中

深セン地下鉄によると、南山区の応急管理、交通、住宅建設、交通警察、街道事務所、深セン鉄路投資建設集団(深鉄投)、施工会社などが現場で応急対応を行った。

陥没現場付近では、広州・東莞・深センを結ぶ穂莞深都市間鉄道の建設工事が進められているほか、地下鉄13号線の施工区域にも近接している。

当局は現時点で鉄道工事と今回の地盤沈下との因果関係は確認されていないとしており、事故原因について引き続き調査を進めている。

浜海大道では約2年で2度目の大規模陥没

浜海大道は1999年に全線開通した深センを代表する幹線道路で、「広東第一路」とも呼ばれる。

2024年10月には、深セン湾海韻公園付近で約50平方メートル、深さ約2メートルの大規模な路面陥没が発生した。当時は穂莞深都市間鉄道工事に伴う地質対策との関連が指摘されており、今回の陥没地点はスーパー本部基地地下トンネルを挟んだ反対側出入口付近に位置している。

深センでは鉄道建設現場でも地盤事故

深センでは2024年12月にも、宝安区航城街道の深江鉄道第5工区建設現場で地盤崩落事故が発生した。

深セン市宝安区応急管理局によると、事故では作業員13人が行方不明となり、周辺住民は避難した。広東省と深セン市の関係機関、事業主体の厦深鉄路広東公司、施工会社の中国中鉄四局集団などが救助活動を実施し、事故原因の調査が進められた。

今回の浜海大道の路面陥没でも、当局は人的・物的被害はなかったとしているが、現場周辺では複数の鉄道建設事業が進められており、地盤沈下の原因究明が続いている。


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2026年8月5日

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