上海でドローン飛行を全面禁止 AI大会での習近平氏出席へ厳戒

世界AI大会開催で上海市がドローン飛行を全面規制

「2026世界人工知能(AI)大会および人工知能グローバルガバナンス高レベル会議」が、2026年7月17日(金)から7月20日(月)にかけて中国・上海市で開催される。今回の大会は、米中によるAI技術の競争が激化する背景の中で行われるものであり、中国の最高指導者である習近平国家主席が同大会の開幕式に初めて出席し、基調講演を行う予定である。習近平国家主席がこの会議に直接出席することは今回が初めてであり、これは中国政府が人工知能分野の発展を極めて重視している姿勢を国内外に強くアピールするものである。

この大規模な国際会議の開催に伴い、上海市政府は低空空域の安全管理および治安維持の徹底を目的として、2026年7月15日(水)から市全域における無人航空機の臨時飛行規制を開始した。今回の空域規制は極めて厳格な警備体制(厳戒態勢)の一環として実施されている。

7月15日から20日までの臨時空域規制と厳戒態勢

上海市交通委員会民航処や上海市宝山区などの関係当局が発表した公式の通告によると、今回のドローンなど無人航空機に対する臨時飛行規制の実施期間は、2026年7月15日(水)午前0時から7月20日(月)午後12時(24時)までとされている。この規制が適用される範囲は、上海市のすべての行政区域全域に及ぶ極めて広範なものである。

規制の実施期間中においては、航空交通管理機関による事前の正式な承認を得ていない場合、いかなる団体や個人であっても、臨時規制空域内において無人航空機の飛行活動を行うことは全面的に禁止される。上海市の関係部門は、各団体および広範な市民に対して空域規制に関する規定を厳格に遵守するよう強く求めており、大会期間中における市全域の空域安全秩序を共同で維持するよう呼びかけている。これにより、上海市内一帯はかつてないほどの物々しい警戒と緊張感に包まれている。

習近平主席の上海入りと古い住宅街の視察

安全管理が急速に強化される中、習近平国家主席は2026年7月15日(水)にすでに上海市入りを果たしており、市内での視察活動を開始した。習近平主席は、陳吉寧・上海市党委書記および龔正・上海市長の案内を直接受ける形で、上海市黄浦区の古い住民地区を訪問し、現地の状況について視察および調査を行った。今回の視察には、蔡奇・中央弁公庁主任も同行している。

この視察において習近平主席は、党中央が都市業務を高度に重視していることを改めて言及した。その上で、イノベーション、住みやすさ、美しさ、レジリエンス、文明、スマートを備えた現代的な「人民都市」を建設することを明確に提示しているとし、都市の古い団地(老旧小区)の改修はその重要な一環であると強く強調した。さらに、住宅街の物件管理や住民向けの利便性の高いサービス水準を絶えず向上させ、住民たちに満足してもらえるよう積極的に努める必要があるとの考えを述べた。この最高指導者の現地入りと市内での視察活動の開始に合わせる形で、市全域の警備レベルが引き上げられ、警戒体制がより一層強まっている。

史上最大規模となる世界AI大会の展示と基調講演

2026世界AI大会の開幕式において、習近平主席は基調講演を行う予定である。講演では、人工知能の発展およびグローバルガバナンスに対する中国側の政策的な立場、そして理念や主張を全面的かつ系統的に説明することになっている。中国外務省の林剣報道官は、今大会のテーマが「スマートなパートナー、共に未来を創る」であることを明らかにし、中方がすでに各国の政府当局者、産業界・学術界・研究界の専門家、ならびに各種国際機関の代表・責任者を広く招待し、大会に参画するよう呼びかけていると述べた。

今大会の展示規模は過去最大となり、展示の総面積は初めて10万平方メートルを突破した。会場には1,100社を超える数多くの企業が出展し、3,000点以上の製品が展示される。主な出展製品には、完全な国産化を達成した10万カード規模のAI超高性能クラスタ「曙光8000」をはじめ、先進的なロボットスマート薬局、および人形ロボット「遠征A3 Ultra」などが含まれており、中国における最新の人工知能関連技術が多方面にわたって公開される予定である。

出典

習近平周五出席AI大會 上海禁飛無人機

為世界AI大會做準備 上海今起全域禁飛無人機

世界人工智能大會將登場 上海7/15至7/20禁飛無人機

世界人工智能大會將在上海舉行 上海實施全域無人機臨時空域管制

注意!7月15日-7月20日,上海全域禁飞无人机

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