湖南省の花火工場で大規模爆発、26人が死亡―衝撃波で住宅大破、数百キロの巨石が吹き飛ぶ凄惨な現場

湖南の花火工場で大規模爆発=26人死亡、61人けが

中国国営新華社通信などによると、湖南省長沙市瀏陽市の花火工場で5月4日午後4時43分ごろ、大規模な爆発事故が発生した。長沙市政府が5日正午に開いた記者会見の発表によると、26人が死亡し、61人が負傷した。現場は廃墟となり、爆発の衝撃波で半径500メートル以内の民家が損壊した。

事故を受け、習近平国家主席は不明者の捜索と原因究明を指示。張国清副首相が5日に現地入りし、国務院事故調査班を設立して厳格な責任追及を行う方針を示した。長沙市の陳博彰市長は会見で「極めて深い痛みと自責の念を感じている」と謝罪した。

現場には依然として大量の火薬が残っており、断続的な爆発が発生するなど二次災害の危険が続いている。当局は500人近い救援隊とロボットを投入し、救助活動を継続している。また、瀏陽市は4日夜から市内の全花火製造企業に対し、全面的な生産停止と安全点検を命じた。

当局は、規定量を超える火薬の貯蔵や、認可外の作業、工場の用途変更といった違法行為が被害を拡大させた可能性が高いとみている。事故調査班は、不法行為を徹底的に取り締まる方針を掲げ、企業責任者を拘束して、生産プロセスや管理体制の不備について厳しい追及を進めている。

「数百キロの石が飛来」凄惨さを物語る目撃証言

爆発の威力は、平穏な村の日常を一瞬で地獄へと変えた。目撃した住民の証言によると、爆発と同時に凄まじい轟音が響き渡り、空には巨大なキノコ雲が立ち上った。爆心地から半径500メートル圏内にある住宅の窓ガラスは、衝撃波によってことごとく粉砕・変形し、外壁が剥がれ落ちるなどの甚大な被害が出た。

特に現場の凄まじさを物語るのが、飛散物の状況だ。付近の住民は、爆風によって数百キロもの巨大な石が数百メートル先まで吹き飛ばされ、道路脇に降り注ぐ光景を目の当たりにしたという。被災した住民の一人は「家全体が激しく揺れ、地響きと共にガラスが襲ってきた。あまりの恐怖に村を離れるしかなかった」と震える声で語った。

また、工場に勤務していた家族を持つ女性は、夫が血まみれになって現場から這い出してきた状況を明かした。夫は背中、頭部、顔面に重い負傷を負い、周囲には倒壊した工場の梁や柱ががれきとなって積み重なっていたという。通常、火薬を扱う作業場は安全のため少人数で管理されるはずだが、なぜこれほど多くの犠牲者が出たのか、地元住民の間でも困惑と憤りが広がっている。

困難を極める救援活動、さらなる大爆発の懸念

事故後の空撮映像には、建物が跡形もなく全壊し、黒焦げになった地面から依然として濃煙が立ち上る廃墟のような光景が映し出されている。救援活動は極めて困難な条件下で進められた。現場には大量の完成品や半成品の火薬が残留しており、それらが断続的に引火して小規模な爆発を繰り返したためだ。

さらに深刻なのは、工場敷地内に残された2か所の「黒色火薬庫」の存在だ。これらには膨大な量の火薬が貯蔵されており、いつ引火してもおかしくない極めて危険な状態が続いている。当局は二次災害を最小限に抑えるため、半径1キロを核心救援区域、3キロを管控(管理)区域に設定し、住民を避難させた上で専門家のみが内部での作業を行うという異例の体制を敷いた。

消防当局は、ドローンや救援ロボット、ロボット犬を投入し、人が立ち入れない高温・高リスクエリアの捜索を継続している。しかし、倒壊した建物の下には依然として行方不明者が取り残されている可能性があり、がれきの除去と火薬の安定化を並行して進めるという、時間との戦いが続いている。

[出典] 湖南浏阳烟花爆竹生产企业全面停产整顿 烟花厂爆炸事故已致26死61伤(千龍網) 湖南瀏陽煙花廠爆炸釀26死 全市爆竹廠停產整頓(中央通訊社) 湖南煙花廠大爆炸︱至少釀26死61傷 爆竹廠尚有兩個黑火藥庫潛極大危險(星島頭條) 湖南爆炸26死 國務院成立調查組 省書記探望傷者要求查因追責(香港01)

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