成都で車暴走、19歳男が無免許運転 赤信号無視で1人死亡6人負傷、中国で相次ぐ車両暴走事故

成都中心部で車暴走、19歳男が無免許運転

四川省成都市中心部の金牛大道営門口路と一環路の交差点で2026年3月13日午後7時52分ごろ、乗用車が赤信号を無視して交差点に進入し、三輪オートバイ2台と歩行者を相次いではねた。成都市公安局交通管理局によれば、この事故で1人が死亡、6人がけがした。中国メディアの央広網や香港メディアの東網、星島頭條などが伝えた。

警察によると、事故を起こした車を運転していたのは曹という男(19)で、運転免許を取得していなかった。男は金牛大道を西から東へ走行中、交差点の信号を無視して高速で進入し、道路を横断していた三輪オートバイと歩行者に衝突した。

負傷した6人は病院に搬送され治療を受けており、いずれも命に別状はないという。警察は事故直後に男を拘束し、現在は刑事拘留の措置を取っている。

警察の検査では、男の酒気帯び運転や薬物使用の疑いは否定された。公安当局は事故の詳しい経緯や当時の運転状況を調べている。


中国で相次ぐ車両暴走事故

中国では近年、車両が歩行者や周囲の車両に衝突する重大事故が各地で発生している。繁華街や学校周辺、イベント会場など人の往来が多い場所で車両が制御を失い、複数の死傷者が出るケースも報告されている。

広東省中山市ではトラックが暴走し、歩行者2人が負傷した。江蘇省南通市ではオフロードレース中の車両が観客側に突入し、14人が重軽傷を負う事故が起きた。

大学構内でも事故が発生している。広州市の華南理工大学キャンパスでは乗用車が暴走し、18歳の新入生が死亡した。都市の繁華街でも同様の事故が起きており、湖北省武漢市の繁華街では車が暴走して7人が負傷し、運転していた24歳の男が逮捕された。

学校周辺でも事故は続いている。湖北省十堰市では小学校前で車両が歩行者に衝突し、1人が死亡、4人が重傷を負った。湖南省でも小学校前で車両が暴走し、児童を含む複数の人が負傷する事故が起きた。湖北省では小学校近くで乗用車が歩行者に衝突し、子どもを含む4人がけがをしたと報じられている。

また遼寧省瀋陽市では路線バスが制御を失い、複数の車両に衝突する事故が起き、2人が死亡、16人がけがをした。


SNSで事故原因巡る議論広がる

今回の成都事故でも、運転していた19歳の男が無免許であったことが判明している。中国では若年層による無免許運転や家族所有車の無断運転が問題として指摘されてきた。

事故直後には、現場とみられる動画や写真が中国のSNS上で拡散した。微博や短編動画サイトなどには事故後の交差点の状況とみられる映像が投稿され、事故の様子を伝える投稿が急速に広がった。

ネット上では事故原因を巡る議論も起きた。警察発表では酒気帯び運転や薬物使用の疑いは否定されているが、赤信号の交差点に高速で進入した理由について疑問を示す投稿が相次いだ。

また、事故関連の動画が短時間で削除されたとする指摘も広がり、投稿の削除や検索結果の変化を指摘する書き込みも見られた。こうした状況から、一部のユーザーの間では事故の背景を巡る憶測も広がった。

もっとも、現時点で公安当局は故意の衝突や特定の動機については確認しておらず、事故として捜査を進めている。事故原因を巡る関心は中国のSNS上で広がっている。


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