北京で今冬初の降雪 観光ラッシュの陰で転倒事故急増、積水潭医院で骨折170人超受け入れ

北京では12日、今冬初の降雪が観測された。白雪に覆われた故宮博物院や八達嶺長城などの観光地には、雪景色を目当てに多くの市民や観光客が押し寄せ、週末にかけて各地で混雑が発生した。その一方で、路面の凍結や積雪による転倒事故が相次ぎ、医療現場では対応に追われる事態となった。

転倒事故、今年は若者が多数

北京積水潭医院によると、12日の降雪開始から13日までの間に、同院新街口院区の救急外来で雪道で転倒した患者およそ170人を受け入れた。このうち大半が骨折と診断された。例年は高齢者の受診が中心だったが、今年は中年・若年層の患者が多数を占めた点が大きな特徴となっている。

患者の多くは、電動バイクで走行中に滑って転倒したケースや、雪景色の撮影に夢中になり足元への注意を怠って転倒したケースだった。新京報によると、受診のピークは12日午後4時、5時ごろから深夜まで続き、骨折患者へのギプス固定が集中したことで、診療の順番待ちが発生する場面もあった。

骨折部位には一定の傾向が見られ、上肢では手首や肩、下肢では下腿や足関節が多い。特に電動バイク事故では、転倒時に下肢へねじれの力が加わり骨折につながるほか、手で地面を支えた際に手首を骨折し、衝撃が肩に伝わるケースも少なくないという。

医師は、雪の日は可能な限り外出を控えることが望ましいとした上で、やむを得ず外出する場合には、滑り止めのある靴を着用し、小さな歩幅で慎重に歩くよう呼びかけている。電動バイクについても、積雪や凍結時の利用は避けるべきだと注意を促した。転倒した場合は、患部を動かさず簡易固定を行い、必要に応じて救急要請を行うことが重要だとしている。

北京市内では現在、降雪は止んでいるが、公園や観光地では除雪作業や滑り止めマットの設置が進められており、当局は引き続き市民に安全への注意を呼びかけている。


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