国旗破棄の男に懲役2年、天津市で初めて

 天津市河西法院(裁判所)は19日、国旗66枚を破棄したとして国旗侮辱罪に問われた男に懲役2年の判決を言い渡した。同罪で有罪判決を受けたのは、天津市で初めて。北方網が20日伝えた。

 判決によると、男は今年10月3日から6日、天津市河西区の住宅街で、国家と党に対する不満を晴らすため、アパートの門に掲げられていた国旗66枚をはさみで切るなどして破損した上、一部を旗竿とともに道路やごみ入れに捨てた。

 国旗法は、公共の場所で焼く、破る、汚すなどの方法で故意に国旗を侮辱した場合、刑事罰を科すことを規定。刑法は、国旗、国章を侮辱した場合、懲役3年以下の処罰を定めている。

タイトルとURLをコピーしました