山東・昌楽の化学工場で爆発、7人死亡4人けが

 山東省イ坊(イはさんずいに維)市昌楽県経済開発区で19日午前9時20分ごろ、深セン上場のプラスチック添加剤メーカー、山東日科化学の本社工場が爆発炎上し、従業員7人が死亡、4人がけがした。警察と消防が事故原因を調べている。澎湃新聞が伝えた。

 関係者によると、工場内の作業場の1つで爆発が起きた。爆発とともに黒鉛が高く上がり、建屋の一部が崩落した。

 中国では各地で、化学工場などで爆発が頻発。今月9日には江蘇省連雲港市灌南県の化学工場で爆発があり、工場建屋などが倒壊して作業員4人が死亡、5人が行方不明になった。

 同社は2003年に設立。衝撃改質剤、塩化ビニル(PVC)加工用添加剤、アクリルゴム(ACM)用添加剤などを生産。同社の生産能力の50%を占めるが、操業を停止している。

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