中国空軍が合同演習を発表、米韓航空演習けん制か

 中国空軍の申進科報道官は4日、同軍の戦闘機、哨戒機、地対空ミサイル部隊が合同演習を行ったと発表した。また、黄海と東シナ海に情報収集機TU154を飛ばし演習を行ったことも明らかにした。米韓両軍が4日、航空機230機が参加して大規模な合同演習を始めており、空軍の発表はけん制の狙いがあるとみられる。香港のニュースサイト東網が伝えた。

 申報道官は「中国空軍は偵察機を派遣して、遠洋訓練に加わった。これまで飛行したことがないルートや、行ったことがない地域を飛んだ。実戦能力を高めるためだ」と述べた。
タイトルとURLをコピーしました