河南の化学工場で硫酸100トン漏出、けが人なし 事件・事故 2017.12.05 河南省三門峡市政府によると、4日午前5時50分ごろ同省霊宝市の化学品製造会社、霊宝市金港晨光で硫酸約100トンがタンクから漏出した。けがにはなかった。当局は市民に平静を呼び掛けた。中国新聞網が4日伝えた。 硫酸はタンクから漏れ社内の工場に流入した。専門家が急行して硫酸を囲ってせき止めた上、同日7時半までに処置を終えた。環境当局によると、同日午前10時現在、同社周辺の大気中の二酸化硫黄の濃度は85μg/m3(マイクログラム/立方メートル)で環境基準を下回った。