湖北・宜昌の景勝地で落石事故、台湾人団体客8人死傷

 湖北省宜昌市の景勝地「三峡風景区」で15日午前9時45分ごろ落石事故があり、遊歩道を歩いていた台湾のツアー客3人が死亡2人が重傷を負った。15日付聯合報が伝えた。

 ツアーは台湾の東晟旅行社が主催し、死傷した5人を含む43人が参加していた。参加者は台湾の映画館・劇場の業界団体「台湾省戯院公会」のメンバーだった。負傷者は現地の病院で治療を受中。無事だった残り38人は10月19日に帰国する。

 死亡した3人は、高雄市の劇場・映画館「高雄三多戯院」董事長の王雪紅(55)、映画館チェーン「国賓影城」のマーケティング責任者、葛世強(54)、ベテラン配給業者の李志強(49)の3氏。葛氏は以前、米映画会社の配給部門に勤務し、1990年代に「スピード」、「エイジ・オブ・イノセンス」などの米作品の台湾上映を決め大ヒットさせた。

 湖北省では10月初めから豪雨と水害が続き279万5900人が被災した。宜昌市も主要被災地だった。

 ご参考:井上雄介のたいわんブログ

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