中国当局が9月まで、山東、海南両省で温泉開発のため地質調査を行っていた日本人男性2人を正式に逮捕したことが分かった。逮捕容疑は分かっていない。日本の報道を引用し米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が13日伝えた。
中国紙・環球時報によると男性2人はそれぞれ千葉県船橋市の地質調査会社と中国遼寧省大連市の温泉開発コンサルティング会社の責任者。今年3月、両省で機器を使って地質調査中、同僚4人とともに拘束された。同僚4人は釈放され日本に戻った。
習近平政権が「国家安全法」「スパイ防止法」などを相次ぎ制定したのを受け、中国当局がスパイ活動を理由とした外国人取締りを強化する可能性がある。