在印中国大使館、半年間で3回目の安全勧告

 在インド中国大使館は4日、ビザの有効期限切れや犯罪に合わないよう注意を呼び掛ける国民への勧告を行った。同大使館による同様の勧告は半年間で3回目となる。中印関係の緊張を背景に、中国人への管理が強化された可能性もある。香港のニュースサイト東網が4日伝えた。

 勧告は、インド渡航前のビザの有効期限確認、財産を含む安全への配慮、インドの軍事施設付近での写真撮影禁止を呼び掛けた。また、インド、ネパール周辺を観光する際は、国境のバザールに立ち入らないよう求めた。

 同大使館によると、中国人がビザ失効を理由にインド入国を拒否されたり、外国人立ち入り禁止区域への無断立ち入りで処罰され、大使館が対処するケースが増えている。
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