短文投稿サイトを運営する新浪微博(ウェイボ)はこのほど、監督員1000人を募集すると発表した。違法、有害情報を報告し同社による削除を手伝う。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が27日伝えた。
中国当局は、中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)前にネット世論の監視を強化している。25日には、中国3大インターネットサービス会社、騰訊(テンセント)、新浪、百度(バイドゥ)に対し、投稿内容への監督が不十分として罰金支払いを命じた。
新浪微博は、有意義な報告が毎月200件を超えた監督員には奨励金200元を支給。また、報告件数で毎月上位10位に入れば、奨励金に加えiPhon、ノートパソコンなどの賞品も支給する。
新浪微博は中国第2の交流サイト(SNS)で、閲覧者と投稿者は1日1億人を超える。