北朝鮮問題で中国へ圧力強まる、習主席4国首脳と会談

 6回目の核実験を強行した北朝鮮を巡り、習近平国家主席が最近1週間、独メルケル首相、仏マクロン大統領、米トランプ大統領、露プーチン大統領の4首脳と電話などで相次ぎ会談を行った。この問題に関し中国に対する国際的な圧力と期待が高まっているといえそうだ。台湾中央社が8日伝えた。

 中国共産党機関紙、人民日報海外版も、メッセンジャーアプリ「微信」のパブリック・アカウントを通じ大国指導者同士の会談は珍しくないがこれほどの集中はまれだと報じた。

 国連安全保障理事会と各国の制裁に北朝鮮は動揺しない中、北朝鮮の親分格とみなされ、外貨と石油の供給源である中国が、国際的圧力の要とみられている。

 各国とも習近平主席に対し、北朝鮮を説得して核兵器を放棄させるか、中国が国際的な制裁の列に加わって、北朝鮮の経済的な命脈を断つことを期待している。
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