北京高級ホテル5店が不衛生の疑い、当局が事情聴取

 北京市の5つ星のホテル多数でシーツの交換がされていないなど不衛生な状態にある疑いがあることを民間調査団体がネットで告発し、市旅游委員会が5日、5店の責任者を呼んで事情を聴いた。中国新聞網などが5日伝えた。

 民間調査団体が北京のホテルの客室を調べたところ、浴槽、便器などが十分に掃除されておらず、シーツも清潔でなかった。団体が調べた結果の画像をネットで公開したところ大きな反響を呼んだ。

 香港のニュースサイト、東網によると当局が事情聴取したのは北京長安街W酒店、北京希爾頓酒店、北京三里屯洲際酒店など。同委員会は、自主的な調査と改善を求め5店も了承した。

 ホテル側は東網の取材に対し、民間調査団体が公開した影像の真偽は確認できず現在調査中と答えた。ただ、宿泊客の安全を優先して清掃の徹底などを指示したことを明らかにした。

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