
レプソルは先月からベトナム南東海岸の沖約400キロでボーリング作業を始めた。アナリストは「レプソルは現地の開発に3億米ドルも投じた。これほど短時間で撤収するのは驚きだ」と述べた。
ベトナムが南シナ海のさらに多くの石油・天然ガス田で外国石油会社に採掘権を与えていることに対し、中国軍は活動を強化している。中国の艦艇は先ごろ、ベトナム漁船に損害を与える事件を起こした。
中国国防部の呉謙報道官は24日「中国は南シナ海の諸島と付近の海域に主権を持っている。解放軍は国家の主権を守る責任がある」と述べた。漁船の損壊についてはコメントを避けた。