広東省広洲市海珠区で進む不動産開発事業「中国交通建設集団南方総部基地」の建設現場のＢ地区で22日午後6時半ごろ大型クレーンが横転し、作業員ら7人が死亡、2人がけがした。当局が関係者を拘束し、事故原因の調査を始めた。毎日経済新聞などが23日伝えた。
広州市住房城郷建設委員会は23日、全市の建設工事現場について施工の一時停止と安全検査の実施を決めた。
「中国交通建設集団南方総部基地」は、大手建設会社、中国交通建設集団の傘下企業が2009年8月、広州市と提携し建設工事に着手した。敷地面積は16万7000平方メートル、建物の総床面積34万4000平方メートル。Ａ、Ｂ、Ｃの３区画に分け6～8年かけ建設する。総投資額は43億5000万元となる。