劉暁波氏が死去、中国瀋陽市司法局が発表

劉暁波氏 中央社によると、ノーベル平和賞を受賞した中国の人権活動家で、服役中にがんを発症し闘病中の劉暁波氏(61)が13日、死去した。中国瀋陽市司法局が13日ウェブサイトで発表した。

 同局によると、劉氏は2009年12月23日、国家政権の転覆を扇動した罪で北京市中級法院(裁判所)で懲役11年の判決を受けた。服役中に肝臓がんを発症し、刑務所外の中国医科大学第一病院で治療を受けていた。死因は「多臓器の機能衰弱」だった。

 同局は、劉氏が同病院で内外のがん専門医の治療を受けたほか、米国、ドイツの肝臓がんの権威の医師の診察を受けたと強調している。

 同局によると、劉氏は容態が悪化し10日から重体となり集中治療室で治療を受けていた。
 
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