中国国防部の呉謙報道官は29日、定例記者会見で、中国初の航空母艦「遼寧」が訓練の一環として中国人民解放軍の香港返還20周年記念行事に参加するため香港に寄港することを明らかにした。香港に向かう際、台湾海峡を通過する可能性については回答を避けた。
新華社によると、遼寧とミサイル駆逐艦「済南」、「銀川」、ミサイル護衛艦「煙台」、J15艦上戦闘機、ヘリコプターからなる部隊が25日、訓練のため山東省青島港を出港した。
呉報道官はまた、香港返還記念20周年を祝う国際軍楽隊演奏会が7月中旬行われ、米国、ロシア、英国などの軍楽隊が参加することを明らかにした。