米軍艦が今年初めて中国寄港、両軍相互交流が復活 安全保障 2017.06.14 米海軍第3艦隊所属のミサイル駆逐艦、スターレットが12日、中国海軍南海艦隊本部がある広東省湛江軍港に入港した。米中海軍の交流が数カ月ぶりに復活したことになる。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が13日伝えた。(写真は、ボイス・オブ・アメリカ中国語版のキャプチャー) スターレットの寄港中、中国海軍とのスポーツ競技や相互訪問など交流イベントが企画されている。米中海軍の交流は、中国海軍艦艇3隻が昨年、米第3艦隊の本部があるカリフォルニア州サンディエゴを訪問して以来となる。 今年1月の米トランプ政権の誕生で、両軍関係の先行きが不透明となったため交流が中断していた。今年4月の米中首脳会談で両軍の信頼強化のため交流を促すことで合意した。