中央気象台が砂嵐警報解除、新疆などでまだ影響

 中国中央気象台は7日午前、砂嵐で4段階で最低の「青色警報」を解除した。ただ、7日は新疆ウイグル自治区、内モンゴル自治区東部、山東省南部などでまだ影響が残った。人民網が伝えた。 

 環境保護部によると、中国北方では3日から、新疆ウイグル自治区、青海省など西北地区一帯と、甘粛省と、内モンゴル自治区、モンゴルの双方で発生した砂嵐の影響が出始めた。4日には、砂嵐の影響を受けた地区が北京、天津、河北、山東、遼寧など計160万平方キロに広がった。

 内モンゴル自治区の一部では8992μg/m3(マイクログラム/立方メートル)を記録した。5日朝、北京など40数都市では大気質指数(AQI)が最悪の「深刻な汚染」となった。

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