雲南省昆明市の昆明長水国際空港で1日午後1時43分ごろ、滑走路付近でドローンが飛行しているのを係員が見つけた。着陸を予定していた32便が影響を受けた。ニュースサイトの人民網が1日伝えた。
中国は、5月1日の労働節(メーデー)に絡む小連休中で、同空港では1日949便の離着陸が計画されていた。ドローンの影響を受けた32便のうち、4便は出発地に戻り、28便は成都(四川)、貴陽(貴州)など昆明に近い空港に行き先を変えた。
同空港ではドローンの違法飛行が頻発し、飛行中の旅客機から100メートル以内に近づいたこともあった。同空港では住民に対し、空港の飛行禁止空域でドローンを飛ばさないよう呼びかけている。
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