20万人は25日未明から輪番で休息する体制に入り、有事の際は即応できるように備えている。
別の報道では、中国が4月中旬から、戦争準備では上から2番目の「2級戦争準備」態勢に入り、北朝鮮との国境に兵力10万人を配置した。
中国共産党機関紙、人民日報傘下の環球時報は22日掲載の社説で、朝鮮半島情勢が悪化し、米軍が北朝鮮の核施設やミサイル関連施設への空爆など、限定攻撃をしても中国は黙認するとの見通しを伝えた。
社説は「北朝鮮が核・ミサイル開発を続け、米国がその施設に対し外科手術式の打撃を与えても、中国は軍事介入する必要はない」とした。ただ、米韓軍が38度線を超え、北朝鮮の政権を転覆して朝鮮半島の武力統一しようとするなら、中国軍は直ちに介入するだろうと述べた。
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