韓国軍関係者は24日、「米国の原子力潜水艦ミシガン号が近日中に朝鮮半島海域に出動する」と明らかにした。ミシガンはカール・ビンソンと日本海で訓練することが確認された。
カール・ビンソンを中心とする空母打撃群は、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応して朝鮮半島付近に向け移動中している。カール・ビンソンは最近西太平洋海上 で日本の海上自衛隊と合同訓練を行った ミシガンは1982年就役したオハイオ級潜水艦で、排水量が約1万9千トン。巡航ミサイルトマホークを発射できる。
原子力母艦を旗艦とする米国の空母打撃群が海上訓練を行う場合、通常、原子力潜水艦も行動を共にする。
カール・ビンソンが先月、朝鮮半島海域で展開した時も原子力潜水艦コロンブス艦(SSN762 )が訓練に参加した。原子力空母と原子力潜水艦がを同時に朝鮮半島に展開することは、北朝鮮に対する強力な警告メッセージとなる。
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