成都空港の無人機騒動で地元の男3人拘束、約100便が影響受ける

(新浪四川のキャプチャー)

 四川省成都市の成都双流国際空港付近でドローンを飛ばしたとして、同市公安局(警察)は21、22の両日、成都市と同省資陽市に住む21歳の男2人と、31歳の男を拘束した。成都商報が23日伝えた。

 同空港付近では4月14日~21日、ドローンが飛んでいるのが見つかり、約100便が出発地に戻ったり、別の空港に着陸先を変更するなど、大規模な影響が出た。警察は1万元(約16万円)の報奨金を準備し、情報提供を呼びかけていた。

 この結果、19日夕に成都市の男(33)、21日午前11時ごろに成都市の男(21)、22日夜に資陽市の男(21)を、住民の通報をきっかけに拘束した。3人は、5日間の行政拘留処分となった。

 同空港では2016年5月と今年3月にも、周辺の飛行禁止区域でドローンが飛んでいるのが見つかり、各55便が遅延などの影響を受けた。警察は引き続き、情報提供を呼びかけている。

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