北京市で今年、4月13日までに鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染者7人が確認され、うち1人が死亡したことが14日分かった。千龍網が15日伝えた。
7人のうち3人は地元住民、4人は市外で感染し北京で受診した。また、2人はヒト・ヒト感染が否定できない集団感染例だった。
3人の地元住民は感染前、河北省の業者が販売した家きんに触れていた。また、3人のうち2人は集団感染例で1人が死亡した。
市外で感染した4人は河北省廊坊市、秦皇島市、山東省青島市の住民だった。
2016年の同期、北京市でH7N9型の感染者は確認されていない。
(参考)
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