米太平洋軍が原子力空母カール・ビンソンの艦隊を朝鮮半島近海に派遣し、情勢が緊迫化したことに対応し、中国軍が北朝鮮に15万人を増派したと海外の一部メディアが報じた。
中央社によると、中国外交部の華春瑩報道官は10日、定例記者会見で、韓国聯合ニュースなどが中国軍増派を報じていることについて「作り話だ」と述べた。
北朝鮮が6回目の核実験を行う可能性が大きいことや、カール・ビンソンが朝鮮半島近海に向かっていることについて、華報道官は「関係各方面が自制して、緊張を激化させないようにすべきだ」と語った。