仏人男性、上海で刺されけが、総領事館が注意呼びかけ

 上海市徐匯区の路上で3月29日午後1時40分ごろ、フランス人男性(29)が首を刃物で切られ軽傷を負った。上海のフランス領事館が自国市民に注意を呼びかけた。ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)が伝えた。

 上海の警察は同日午後7時ごろ、傷害容疑で同市の男(27)を拘束した。警察によると、男は精神病で、単独犯行だった。

 3月27日、パリで中国人男性が自宅で警察官に射殺される事件があり、現地で中国系市民らが抗議活動が発生。警察との衝突も起きた。上海の刺傷事件は、パリの事件の直後だけに憶測を呼んだ。

 在北京のフランス大使館は30日、フランス市民1人が上海で刃物で指されて重傷を負い、犯人は仲間1人の助けを受けて逃走したと発表。上海警察の発表とやや食い違う。

(参考)RFI

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