上海市第三中級法院で27日、ブランド品粉ミルクの偽物を製造販売していたとして、偽物粗悪品を製造した罪や登録商標のラベルを偽造した罪で、山東省の製缶製造会社、済寧金谷製缶包装有限公司の経営者ら11人の初公判が開かれた。中国新聞社が27日伝えた。
起訴状によると11人は2014年8月から15年9月まで、自社や他社に委託してビーイングメイト(貝因美)、アボット(雅培)など内外有名ブランドの粉ミルクの缶を偽造、一般の粉ミルクを詰め、被告のうち5人が1人当たり120万~360万元(1932万~5800万円)で販売した疑い。
検察によると、11人が製造した偽造した缶は3万個以上に上る。
事件はアボットの中国の販売会社、雅培貿易(上海)有限公司が2015年9月、上海市公安局(警察)に通報。同局が捜査していた。
(参考)http://news.sina.com.cn/c/nd/2017-03-27/doc-ifycspxp0027236.shtml